九四式水偵は単にカタパルトが欲しくて買っておいたキット。
呉式二号五型というと大戦中に日本軍が使った艦艇搭載カタパルトとしてほとんどがこれ。
各デティールは別として安価で貴重なキットであるのは間違いないです。
ジオラマについては、射出シーンも魅力的ですが水偵を背景にした記念撮影パターンも捨てがたい。
当時の記録写真でも水偵と搭乗員が写っているものがあり、今回はそれを元に作ってみました。
水偵とカタパルトはキットのまま(水偵に張線したくらい)です。
ただ、付属の甲板部分は滑り止めの付いた鉄製を再現していて、神川丸(キット仕様)がそうなのかあれこれ探しましたがカタパルトがある作業甲板は木甲板のようです。
無視しても良かったのですが、とりあえずプラ板で木甲板に変更。ついでにカタパルト基部も1㎝高くしてそれっぽくしました。
フィギュアはハセガワの1/72日本海軍搭乗員セットから。このフィギュアは顔から服装までよく出来ているのでポーズを変更して流用しました。
いつもはフィギュアを油彩で塗るのですが、これだけ小さいと水性塗料でササっと塗っても差は無いので時短もありファレホで仕上げています。
完成させてみて、飛行機の登場するジオラマで高さがあるのはなかなか良いものだと思いました。
甲板上にホーサーリールとか材木など雑多なものがあるともう少しマシだった気もします。